【中小企業診断士の独学勉強法】序章:これまでの資格取得遍歴①

他資格勉強

<このページの対象者>
・これから資格取得勉強をはじめようと思っている方

自己紹介で書きましたとおり、私はこれまでの社会人人生の中でいくつか資格を取得してきました。それぞれの資格を取得しようとした動機は、業務上必要になったこと(会社が受験料を出してくれるからなど邪なものが多いですが)やライフイベント等を踏まえたものでした。

というわけで、中小企業診断士の勉強法に入る前に、これまで取得した資格について取得した動機と勉強法を書きます。これらの受験勉強で得たノウハウは中小企業診断士試験においても非常に生きたため、長くなりますが、何回かに分けて書きたいと思います。

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入社1年目:初級シスアド(現 : ITパスポート)、簿記3級 ※不合格

管理人one stepが田舎から大都会東京に出てきて数週間。

さてどの部門に配属されるかなぁ、財務部門に配属されて将来的にはニューヨーク、ロンドンに赴任、世界を股にかける金融マンになる!なんて淡い期待をいただいた時期もありました。

で、配属内示当日。

 「システム部」

んっ?!システム??パソコンとか苦手だし、セットアップもできないんですが…
なんて思っているうちに人事部の先輩に連れられ、電車で数駅離れたシステム部の人間のみが入っているビルに連行されました。

仕事に、飲み会に励む日々。それから数か月の時が過ぎ。。。ある日、人事部からメールが↓

『システム部の人間は「初級シスアド」を取得すること。こちらで申し込むので試験会場に行って受けてきてね。費用も出してあげるよ。ついでに、全社員簿記3級は取ってもらうことになっているので、こちらもよろしくね。もちろん、こっちの費用も出すよ』

で、「初級シスアド」を受けてみました

シスアドってなに?? 知らんがな。これ取ったら一生システムかも。とか思いつつ、試験当日を迎えました。

試験会場は神奈川某所。駅からバスに揺られ30分。
周りの人々は試験前の最後の見直しを行う中、私は独り当時の最新機種の二つ折り携帯をポチポチとネットサーフィンしていました。

何を隠そう、当日まで「無勉強」。テキストすら持っていない状態でした。

結果は、「不合格」。あたりまえです、勉強していないのですから。

これが、私の初資格試験体験でした。ちなみに同期は受かってましたが。

次!簿記3級

初級シスアドから数か月。今度は簿記3級です。

前回の苦い経験から今回はさすがに勉強しないと。でも周りに聞くと「少し勉強すれば簡単に受かるよ」なんて言ってるし、ちょっと勉強すればいいのね。なんて思っていました。

会社から公式??っぽいテキストが配られました。これがめちゃくちゃわかりにくい。嫌がらせかというくらいわかりにくい。

でも初級シスアドで勉強しないと何もできないという苦い経験を活かし、頑張って2回通して読みました。貸方、借方、合計残高試算表、精算表。ふむふむ、なるほどね。

もう大丈夫だろ。で、試験当日。うーん貸方、借方合わないぞ。なんて思っているうちに時間オーバー。

結果は当然「不合格

…何も学んでいませんでした。手を動かさず、わかった気になっていただけでした。

仕事ができればいいんだよ。資格なんてあっても仕方ないし。こんな感じで1年目が終わりました。

このページのまとめ(初受験でわかったこと)

1.世間で簡単だという資格でも勉強しないと受からない。

2.テキストは読んだだけではだめ。

あたりまえの言葉ばかりですが、意外とやりがちなことかと思います。特にテキストを読んだだけで分かった気になっているということはよくあることです。

過去同級生で、「本なんて一回読めば映像としてインプットされるから後は頭の中で検索すればいいだけだよ!」という、私のような凡人からは想像もつかない天才がいましたが、このような方は例外です。

というわけで、初受験はさんざんでした。

今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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